2008年2月9日(土) がん報告

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2008年2月9日(土) がん報告

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明日への一歩 - 告知

<食道がん>と宣告されました。

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<がん>と宣告されて、病気への不安もさることながら、今後自分がどんな状況に置かれるのか不安を感じました。

<食道がん>の情報や病院、治療法の選択をするにも、専門書以外にインターネット上で公開されている同じ病気の方の闘病記が大変参考になりました。

私も、文章を書くことで、自分の置かれた状況を客観的に観察し、冷静に闘病していこうと思います。


2008年2月9日(土) がん報告


<食道がん>と告知を受けてから、私も夫も、私の両親に報告するタイミングを決めかねていた。
60を過ぎ、体調が万全でない両親に、心配かけるのは忍びなかった。

まだ自覚症状もなく、治療も始まっていないので生活に何の変化もないけれど、治療が始まった時に一体どういうことが待ち受けているのか、想像がつかない。

これ以上、夫だけに患者の家族という負担を背負わせるのは、辛いなと感じていた。そして、何より、両親にも支えて欲しいという思いがあった。
ということで、外科での診察が終わったタイミングで両親に告げることを決めた。

実家に行き、いつもどおり、母が作ってくれた美味しい食事を囲み、楽しく会話をしながら夕食を済ませた。
夕食中は絶対話題にはしたくなかった。

食事が終わり、デザートを食べ終わって、お茶をしているタイミングを見計らって、「話がある」と切り出した。
両親は驚き、一瞬空気が止まった気がした。
母が涙を堪えている様子が伺えて、本当に申し訳なかった。
動揺はしたと思うけど、冷静に話を聞いてくれ、「助けになるから何でも言って欲しい」と言ってくれた。こんな時、本当に家族ってありがたい。



あと直接伝えるべき家族に妹がいた。
双子の妹で、私の一番の親友であり、理解者。
人間ドックで腫瘍が見つかった時も、<がん>を告知されたときも、夫とともに一番に伝えたい相手だった。
しかし、妹は4月までアメリカにいる予定だった。

両親は、彼女が激しく動揺するからという理由で、伝えることを反対した。
私は両親とは別の思いで、両親の意見に賛成した。

妹は自ら希望して、努力してやっと実現して海外出張に行っている身。
同じ社会人として、妹がいかに頑張っているか分かっていたから、今は思う存分仕事に集中して欲しいと思っていた。
自分が逆の立場なら、伝えてくれなかった事を怒ると思うけど、やっぱり帰国するまで伝えないことにした。
今は伝えられないけど、彼女のブログから頑張っている様子を知るのが、私の大きな励みにもなっていた。

ともかく、夫と両親、そして夫から伝えた夫の両親が私の<がん>を知ることとなった。