2008年3月27日(木) 外科医と面談

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2008年3月27日(木) 外科医と面談

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明日への一歩 - 告知

<食道がん>と宣告されました。

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<がん>と宣告されて、病気への不安もさることながら、今後自分がどんな状況に置かれるのか不安を感じました。

<食道がん>の情報や病院、治療法の選択をするにも、専門書以外にインターネット上で公開されている同じ病気の方の闘病記が大変参考になりました。

私も、文章を書くことで、自分の置かれた状況を客観的に観察し、冷静に闘病していこうと思います。


2008年3月27日(木) 外科医と面談


入院の予定を知らせる電話は鳴らず、今日は予約されていた執刀医との面談。
先週は、十分な時間がなかったので、今日改めて手術の説明を受けることになっていた。

食道の切除は、首、腹、そしてリンパ節転移が確認されなければ、胸腔鏡を使って開胸せずに食道を切除する方法を取ると前回の面談で説明されていた。まず、その手術方法を再確認。一般的に食道を切除するために行う開胸での手術がなければ、体への負担は少なくなる。
リンパ節への転移がないことを願うことしかない。

前回の面談で説明されなかった、食道の切除後、胃で食道を再建する方法について質問する。
一般的には、3通りあると本に書いてあったけど、残念ながらどの方法も一長一短あるらしい。ただ、問題ないのであれば、食道があった元の位置で再建する胸腔内経路でやって欲しいと思っていた。
再建方法は、希望通りだった。これは、Good News。

また、手術のリスク、同じステージでの5年生存率などを再度確認する。統計上の数字はあくまで参考データで、患者一人一人にとっては、サイコロを振るようなものだけど、確認しておきたかった。
一般的に書かれているデータより良い数字で、やっぱりほっとした。
国立がんセンターのHPの数字よりも良くなっていた。医学は進歩してるのだ。

前回は、リンパ節への転移がなければ、抗がん剤治療はなしと聞いていたが、<食道がん>の種類が、日本人の90%以上が患う<扁平上皮がん>ではなく、<腺がん>である可能性があると始めて聞かされた。それで確認するための検査をしていたらしい。<腺がん>である場合、根治のために抗がん剤治療を行いたいと言われた。ただし、「母子への影響があるので、その場合は詳しく説明します」とのことだった。
私もそれ以上の説明は求めなかった。今確認しても仕方がない。
言霊を信じる。私は、絶対にワーキングマザーになる。

入院期間も再確認。手術後、順調に行けば2週間で退院とのことだった。入院期間は、昔に比べどんどん短くなっているような印象。日本も欧米並みになってきたのか、医療制度の問題なのか。しかし、患者を過保護に扱うより、多少辛くても(もちろん痛みは取ってほしいけど)体力を回復させるようにするのは正しい気がする。結局患者自身の自覚と気力が、手術後の社会復帰(職場に戻るという意味だけではなく)に一番重要なことと思う。

しかも、「(入院の)後半は暇ですよ」とのこと。「大丈夫です、暇つぶしの道具は十分持っていきます」という言葉を飲み込む。本やDVD、Nintendo DSのソフトやインターネット。十分過ぎる程、準備は万端だった。



<がん>の種類の件は、夫と相談して、両親には黙っていることにした。
手術だと妊娠・出産が可能と言われたことを既に両親に伝えていたのだ。今の時点でこれ以上心配させてもしょうがない。両親が不安や心配事を口にするのを聞きたくなかった。

最後に、入院日と手術日について知らされた。
手術は来週の金曜日。よーやく決まった。

面談は、予想より早く終わった。国立の研究機関らしく、検査データの提供の合意をもらうための説明もあると言われていたけど、説明は一切なかった。説明がなくても、医療の発展のために役立つなら、協力するつもり。

せっかく夫と一緒にお休みを取っていたので、お花見に出掛けることにした。とりあえず、近くの手賀沼へ。あいにく、桜は2,3分程度で、花見という雰囲気ではなかった。

春を感じたくて、思い切って上野公園に足を延ばすことにする。
上野公園はうって変わって、満開の状態。さすが名所だけあって、平日の昼間だというのに人出も多い。しかも子供連れも。そういえば、学校はもう春休み。

満開の桜を見ながら、ゆっくり散歩。
私も絶対「桜、咲く」。

花見の後は、焼肉を食べに行くことにする。
手術をすれば、残念ながら当分の間、好きに食事はできなくなる。
せっかくなので叙々苑とか奮発したかったけど、時間もないので、近所の牛角へ。
心置きなくお肉を堪能。自覚症状がなくて、食事が美味しく食べれることに感謝。


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