2008年4月14日(月) 手術後10日目

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2008年4月14日(月) 手術後10日目

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明日への一歩 - 入院

<食道がん>と宣告されました。

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精密検査、転院を経て、現在<がん>治療のため入院中です。
<がん>と宣告されて、病気への不安もさることながら、今後自分がどんな状況に置かれるのかが不安を感じました。

治療方針を決断し入院したものの、今度は入院生活の不安を感じます。
そんな時も、専門書以外にインターネット上で公開されている同じ病気の方の闘病記が大変参考になりました。

私も、文章を書くことで、自分の置かれた状況を客観的に観察し、冷静に闘病していこうと思います。


2008年4月14日(月) 手術後10日目


3日連続、夜から発熱。そして昨夜は、肋骨の痛みも増し、2回の痛み止めでも、1,2時間しか睡眠が取れなかった。せっかく大きな痛みが引いたというのに、特技である睡眠が取れなくて、空が白み始めた頃はかなり凹んでいた。

まんじりともせずにいると、目覚まし代わりのiPodから流れてきた曲は、Destiny's Childの『Survivor』だった。気合を入れる時に、いつも聴いていた曲。頑張らねばと自分を励ます。

発熱と聞いて、母の心配の虫がまた疼きだしていた。私と夫は、たぶん疲れが出たんだろうと楽観的に解釈していた。金、土、日と、散歩やお見舞いなど、一気に負荷を掛けていたのは事実。

正直、体力の落ち方は予想以上だったし、背中の痛みで平均的な患者さんと比べて回復度合いが数日遅れの気がしていた。あせっているつもりはないけど、入院中は完全看護なのだ。今の内に、どのくらいの負荷を掛けられるのか、どれくらい頑張ればいいのか、試してみようと思っていた。

しかし、さすがに心配した医師から再度の透視検査を指示されてしまう。痛くはないが、下剤の影響が出る検査でちょっと苦手。検査結果は全く問題なしだったけど、少し、自重したほうがよいかなと思う。



何となくボーっとした時間を過ごしていると、母が顔を出してくれた。
そして、盛んに散歩に行こうという。朝から降り続いていた雨が上がっていたことに気がつかないでいた。下剤の影響も考えるとなんだか億劫になっていたのだが、母に背中を押され、一緒に散歩に出かけた。

ぽかぽか陽気の中歩いていると、朝から感じていた肋骨の痛みが減っていることに気がついた。そういえば「天気が悪いと痛くなりがち」と言われた気がする。一歩一歩進むしかないなと、改めて自分に言い聞かす。

散歩の後は、ようやく調子が戻ってきた。
ここのところ懸念になっていたのどのチューブもようやく抜け、昨日の点滴終了で、すべてのチューブが体から抜けた。入浴の許可も出た。シャワーでなく、入浴というのがこんなに体も気持ちもリラックスさせてくれるものかと思う。

今日から食事は全粥軟菜食に変わっていたが、誤飲することもなく、食べ物が逆流することもなく、食べられていた。

やはり、あせってもしょうがないな。