2008年4月16日(水) 手術後12日目

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2008年4月16日(水) 手術後12日目

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明日への一歩 - 入院

<食道がん>と宣告されました。

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精密検査、転院を経て、現在<がん>治療のため入院中です。
<がん>と宣告されて、病気への不安もさることながら、今後自分がどんな状況に置かれるのかが不安を感じました。

治療方針を決断し入院したものの、今度は入院生活の不安を感じます。
そんな時も、専門書以外にインターネット上で公開されている同じ病気の方の闘病記が大変参考になりました。

私も、文章を書くことで、自分の置かれた状況を客観的に観察し、冷静に闘病していこうと思います。


2008年4月16日(水) 手術後12日目


昨日の散歩で少しは眠れるようになるかなと思い、痛み止めだけで就寝するも、3,4時間で目が覚める。一旦目が覚めてしまうと、以前のように2度寝がまだ出来ない。今日も睡眠不足のまま朝を迎えた。

朝一で顔を出した主治医が「眠れた」と聞くので、眠れなかったことを伝えると、あっさり「運動が足りないんです」とスパルタ宣言。「今日も散歩してください」とのこと。朝一から愛の鞭炸裂で、気合を入れられた。

午前中は、退院前最後の血液検査とレントゲン検査。
その後、栄養指導を受ける。退院後1ヶ月は、すくなくとも食材や調理法に気をつけなければならない。退院したら食べたいねなんて話していた、竹の子が食べれないのはショック。今が旬なのに。ということは来年までお預けということになる。

昼食後、安静にしているとさすがに眠たくなってくる。入院後、始めてうたた寝。2時を過ぎ、そろそろ散歩に行こうと準備していると、珍しく主治医がまた顔を出した。

午前中に散歩をしてきたと思って様子を見にきたらしい。これから行くことを告げると「気をつけてね」と言われる。心配して様子を確認しに来てくれたのだろう、珍しく優しい言葉である。

よ、よかった、寝ているところ見つからなくって。
家族はみんな、このスパルタ医師が私に合ってるという。基本的に怠け者なので、叱咤激励してくれるタイプの方が確かに合っているかもしれないけど、看護師が心配する程のスパルタである。



ということで、母と一緒に今日も柏の葉公園へ。
せっかくなので、今日はコースを変えて、一番遠い桜の広場を目指して歩くことにする。残念ながら見頃は過ぎてしまったものの、逆に桜の花びらが地面を覆っていて中々の風情。八重桜や垂れ桜、大島桜など、ソメイヨシノ以外の桜も植えられていて、満開時は見事だろうなと思う。
どうせ、来年も外来できっと来なくてはならないだ。お花見は来年に取っておこうと思う。

今日も昨日と同じく1時間の散歩。ただ、昨日より歩くペースは早くなっていたし、途中の休憩も約10→5分と減った。病室に帰っても昨日より疲労感も少なくなり、体力の回復を実感できた。1日でもこれだけ回復できるなんて、信じられない思い。間食後、入浴するもこれも昨日程、体の負担にはならなかった。

最近は、長いこと病院には入院させないし、これからの回復度合いは本人次第とひしひしと感じる。今の内に、体力がある程度回復できれば、これ幸いなことはないと思う。スパルタ医師に感謝。

夕方、別の医師が検査結果を報告しに来てくれる。術後の経過としては問題ないという。左胸に胸水が若干溜まっているらしいが、経過観察で問題ないとのこと。胸水が溜まっていると呼吸が苦しくらしいけど、k今後の外来で確認していけばいいということは、問題ないんだろうと納得する。

一つ不安に思っているのは、咳がなかなか止まらないこと。手術後の症状としては珍しくないらしいが、食事や睡眠の時特にひどくなり、体のほかの部位への負担も大きく、気になっていたのだ。経過観察して、必要なら咳止めを処方してくれるということで、これも一安心。

先週の経過が嘘のように、今週に入ってかなり順調だと実感できた日だった。