入院を終えて

明日への一歩 - 入院

<食道がん>と宣告されました。

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精密検査、転院を経て、現在<がん>治療のため入院中です。
<がん>と宣告されて、病気への不安もさることながら、今後自分がどんな状況に置かれるのかが不安を感じました。

治療方針を決断し入院したものの、今度は入院生活の不安を感じます。
そんな時も、専門書以外にインターネット上で公開されている同じ病気の方の闘病記が大変参考になりました。

私も、文章を書くことで、自分の置かれた状況を客観的に観察し、冷静に闘病していこうと思います。


入院を終えて


人間ドックで腫瘍が見つかってから約4ヶ月、<がん>と告知されてから約2ヶ月後、入院・手術をし、3週間の入院生活を終えました。

入院中、医師、看護師の親切なサポートは、感謝しても感謝し尽せません。本当に多くの人が関わる医療チームで患者を支える環境で、いろんな方がいましたが、全ての関係者のプロフェッショナルな姿勢に、患者として安心して、信頼してお任せすることが出来ました。

人は色々です。相性もあるし、言い方や態度で傷ついたりすることがあるかもしれません。特に<がん>患者はナーバスなもの。

いろんな事を感じることもあるかもしれないけど、本当に現場の医療関係者は真摯に仕事に携わっていらっしゃるなと感じました。
命と向き合うわけですから、大変なお仕事です。
患者自身が幸せになるためにも、医療関係者がその専門性を発揮し、その努力が十分報われる環境になって欲しいなと思います。

そして、私は、彼らのプロフェッショナルな姿勢をそばで見させてもらった経験を、今後の社会人生活に活かしていきたいと思います。

手術後、ちょうど痛みに苦しんでいる時期に2つのテレビ番組を観ました。

一つは、4月9日に放映されていた日テレの『ザ!世界仰天ニュース』。アレックスのレモネードスタンドとして、全米で<小児がん>研究に捧げられているチャリティー。その活動のもととなった<小児がん>と闘った少女の話。

そして、4月10日に放映されていたNHKの『クローズアップ現代』。
フィギュアスケート・ペアの井上怜奈選手の<肺がん>克服、そしてその後の活躍の特集。井上選手が、氷上でプロポーズをされた事は何かのメールニュースで知っていたけれど、彼女が<がん>と闘っていたことは始めて知りました。

特集されたどちらも、自分らしく生きていました。
励まされたというより、共感しました。



健康の人と比べてしまうという<がん>患者の言葉があったけど、人と比べる必要なんてないと思う。
学生だと、人のテストの点数を見て喜んだり、社会人になれば、人と出世を争ったり。全ては自分がやった結果のはずなのに、人と同じだったら安心したり、羨んだり。でも人と一緒である必要はないし、自分自身の生き方はその人が決めるものだと思う。<がん>になって更に、自分らしくありたいと思うようになりました。

雑誌やHPに載っている著名人の<がん>体験記に、何人もの人が「<がん>になってよかった」とコメントしているのが載っていました。
何かを成し遂げた著名人には、何か特別な力があるのかもしれません。凡人の私には、「<がん>になってよかった」なんと思うことは出来ませんでした。以前のままの健康体であれば、どんなに幸せだったことか。

しかし、<がん>になって、よく見えたこともあります。
今回のことで、家族、友人のありがたさをしみじみ感じることができました。
家族には感謝しても仕切れません。まだまだサポートしてもらわなきゃいけないけれど、私が元気になることで、まずは恩返ししたいと思っています。

そして、入院中、友人から貰った手紙やメールは私の一生の宝物です。それに、友人のブログで、自分らしく生活している様子にもどんなに励まされたことか。私も自分らしくいよう、そのために頑張ろうと思えました。当たり前だったものが、キラキラ見えるようになりました。

今、病気を後ろ向きに考えることはありません。
自分が頑張れば頑張る程、体が反応してくれるのを実感できます。大人になってから、これ程自分の成長を感じたことはありません。
まだまだ辛い状況だけど、前を向いて歩いていきたいと思います。

これまでも、これからも、私は自分らしくありたいと強く願っています。
怠け者で、運動嫌いの私のこと、リハビリを途中で挫折してしまうかもしれません。
でも、自分に負けないように社会復帰まで、自分のリハビリの記録を別ブログに書き、頑張っていこうと考えています。

これまで見守ってくださった方、これからも頑張りますので応援よろしく!

自宅療養の記録は、こちら