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<食道がん>と宣告されました。

<がん>と宣告されて、病気への不安もさることながら、今後自分がどんな状況に置かれるのか不安を感じました。検査や治療、入院生活や自宅療養、社会復帰など、分からないことだらけでした。

そんな中、専門書以外にインターネット上で公開されている同じ病気の方の闘病記が大変参考になりました。<がん>の本には概要しか記載されておらず、実際どうだったかというリアルな体験記は、いろんな意味で心構えをするのに必要な情報でした。

<がん>は、病状も予後も人それぞれ。
一患者の体験に過ぎませんが、自分の体験を綴ってみたいと思います。
文章を書くことで、自分の置かれた状況を客観的に観察し、冷静に闘病していこうと思います。

告知

2007年12月21日(金) 人間ドック


「ちょっとこれを見て下さい」と医師に言われ、モニターに近づいた。
35歳になり、人生初人間ドックにして、初胃カメラ検査。
2ヶ月前に同じく初胃カメラを経験した夫から、胃カメラ後、内部映像を見せてもらえるという話を聞いていたから、何の躊躇もなく、モニターに目を移した。

「ちょっと問題がありそうです」という医師の言葉に続き、問題の箇所についての説明が始まった。
薄いピンク色の粘膜の表面に、あきらかに違和感のある膨らみが映っていた。

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2007年12月27日(木) 大学病院


紹介状を持って、慈恵医大病院の内視鏡部に出かけた。
超音波内視鏡検査、生検組織診断には鎮静剤を使用すると言われていたので、夫が付き添ってくれることになった。

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2008年1月11日(金) 超音波内視鏡検査と生検組織診断


超音波内視鏡などの検査は、結局年末ということで、年明けに持ち越しとなっていた。
人間ドックで腫瘍が発見されてから、すでに3週間が経過している。

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2008年2月4日(月) がん告知


今日は、検査結果を聞きに行った。
検査結果は10日後には出るということだったけど、仕事が繁忙期に入っていたので、今日まで延ばしてもらっていた。

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2008年2月5日(火) 精密検査 1


3度目の内視鏡検査。
<食道がん>はその臓器の特徴から、転移のリスクが高いという。
外科の診療の前に、リンパ節への転移を調べるため、再度超音波内視鏡検査が必要とのことだった。

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2008年2月7日(木) がんの本


個別取材で外出している合間に、丸の内の丸善書店に立ち寄った。
一般書籍を眺めるつもりだったのに、自然に足が医学書関係のコーナーに向かっていた。
普通の書店に比べて、専門書が数多くあった。しかし、<食道がん>の本はやはり少なかった。

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2008年2月8日(金) 外科受診


今日は、外科初診の日。
夫とともに、慈恵医大病院へ向かう。

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2008年2月9日(土) がん報告


<食道がん>と告知を受けてから、私も夫も、私の両親に報告するタイミングを決めかねていた。
60を過ぎ、体調が万全でない両親に、心配かけるのは忍びなかった。

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2008年2月15日(金) 精密検査 2


今日から、転移を調べるための精密検査。
今日は、頸部の超音波検査と胸部のCT検査。
オフィスを午後早退して、一人で慈恵医大病院に向かった。

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2008年2月16日(土) 精密検査 3


今日は、腹部の超音波検査とCT検査。
休日なので、夫が付き添ってくれた。

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2008年2月20日(水) 精密検査 4


今日は、腹部のMRI検査。
午前中に明日のイベントの準備を終え、慈恵医大病院に向かう。

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2008年2月22日(金) 病院の選択


外科外来の日。
核医学(RI)検査を明日に残すものの、セカンドオピニオンに国立がんセンター東病院を勧める医師が、早めに治療方針を出すことにしてくれていた。ということで、今日慈恵医大病院での治療方針が決まることになっていた。

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2008年2月23日(土) 精密検査 5


慈恵医大病院で予定されている最後の検査、核医学(RI)検査。
今日も夫が付き添ってくれて、病院へ。

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2008年2月27日(水) 転院手続


北海道旅行から帰京し、羽田から慈恵医大病院に向かった。
既に医師にも連絡し、国立がんセンター東病院に転院することを伝えていた。国立がんセンター東病院への紹介状と、これまで検査したフィルムを受け取りに行く。
結局、慈恵医大には11回通ったことになる。

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2008年3月5日(水) 国立がんセンター東病院


国立がんセンター東病院で診察を受けるため、千葉県柏市へ。

慈恵医大病院での精密検査で撮影したフィルムを持参していた。
今日も夫がお休みを取り、付き添ってくれた。

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2008年3月11日(火) 精密検査 6


精密検査のため、国立がんセンター東病院へ。
生検があるということなので、今日も夫が付き添ってくれる。
首都高の一部区間、柏ICで混雑していたものの、検査時刻の15分前に予定通り到着。

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2008年3月13日(木) 精密検査 7


精密検査と診察のため、国立がんセンター東病院へ。
今日、これまでの検査結果から治療方針を決める予定になっていたので、夫の他、両親も付き添ってくれることになった。まるで授業参観のようだ。

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2008年3月14日(金) 3人の医師


今日も精密検査と面談のため、国立がんセンター東病院へ。
今日で治療方針を決められるはずなので、今日も夫の他、両親が付き添ってくれた。

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2008年3月18日(火) 決断


午前中、久しぶりにオフィスへ出社。実に実動6日振りの会社。
検査や面談で3日間休んだのに加え、気分が落ち込んだり、検査による痛みでお休みしてしまった。
慈恵医大病院での生検や超音波内視鏡後の痛みはほとんど気にならなかったのに、気が抜けた途端、痛みを感じるようになっていた。

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2008年3月19日(水) 申請


出社後、所属長と上長に報告。
上長には<がん>と告知された日に報告した後、状況報告はしていたけれど、所属長に報告するのは今日が始めて。

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2008年3月22日(土) 入院準備


入院日は決まっていないけれど、入院前の最後の週末になる可能性が高いので、必要な物を買いに出掛けた。

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2008年3月27日(木) 外科医と面談


入院の予定を知らせる電話は鳴らず、今日は予約されていた執刀医との面談。
先週は、十分な時間がなかったので、今日改めて手術の説明を受けることになっていた。

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2008年3月28日(金) 出社


入院前、最後の出社。
昨日、所属長から部内に病気療養の件が既に伝えられていた。結局、希望通り病名まで報告された。
どういう態度で出社すれば雰囲気を壊さないものかと思案して、ちょっと緊張しながらの出社。

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2008年3月30日(日) 入院前夜


明日、いよいよ国立がんセンター東病院に入院。
人間ドックで腫瘍が見つかってから3ヶ月、<がん>と告知されてからも2ヶ月が過ぎた。
ここまでのプロセスは、映画やドラマ、本などからイメージしていた<がん>闘病と全く違ったものだった。
本来一般的なのかもしれないけど、患者としては長かったというのが実感だ。

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メモ

<がん>と告知されてから、関連する書物、インターネットの情報など時間が許す限り、気力が続く限り読みました。
読むこと自体が、気分的に決して明るくすることはなく、たぶん読み漁った量はそれほど多くはないと思います。

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入院

2008年4月31日(月) 入院1日目


今日から、国立がんセンター東病院に入院。
朝からあいにくの雨。自宅を出るときは特にひどく、バケツをひっくり返したような大雨。雨に加えて、事故渋滞で、入院予定時刻を1時間以上オーバーし、12時過ぎにようやく病院に到着。

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2008年4月1日(火) 入院2日目


昨日は、テレビを眺めながら、23時にはベットに入った。普段よりは寝つきが悪かったものの、24時ぐらいには寝ることが出来た。「2時間おきに様子を診に来ます」と言っていた看護師の気配で目が覚めることもなく、どこでも、いつでも寝れるという特技があってよかった。

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2008年4月2日(水) 入院3日目


今朝も6時に起床。iPodが鳴り出す前に、他の病室からブラインドを上げる音がして目覚める。睡眠は問題なく取れる。6時間の睡眠は、十分なはずなのにいつも通り眠い。

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2008年4月3日(木) 手術前夜


昨夜も問題なく寝付けたものの、4時と5時頃に点滴台のアラーム音で起こされた。どうも寝相が悪かったのか、点滴のチューブの流れを止めてしまったらしい。6時に予定通り起き上がったものの、どうも眠い。

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2008年4月11日(金) 手術後7日目


<がん>には限らないが、病との闘いは、暗く長いトンネルを走り続けることなのかもしれないと感じる。先に何があるか分からない状態で、きっと明るい明日があることを信じて生きる。手術から今日まで、そんな日々を過ごしていた。

そして、今日、長いトンネルの先に一筋の光明が見えたような日だった。

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2008年4月12日(土) 手術後8日目


ようやく癒えた痛みの後には、はげしい筋肉痛が待っていた。
一つ一つの動作に痛みが走るものの、気分だけは晴れやかだった。

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2008年4月13日(日) 手術後9日目


背中の痛みが去り、筋肉痛とともに、手術で切断した肋骨の痛みを感じるようになってきた。医師の話では、痛みが取れるのは1ヶ月ぐらい掛かるらしい。
昨日、ずいぶんしゃべったおかげで、横になっても呼吸が苦しい感じは取れたものの、この痛みによって、また眠れない時間が増える。医師から「無理せず痛み止めを使ってください」と言われたので、「なんだ我慢しなくていいんだ」と改めて感じる。

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2008年4月14日(月) 手術後10日目


3日連続、夜から発熱。そして昨夜は、肋骨の痛みも増し、2回の痛み止めでも、1,2時間しか睡眠が取れなかった。せっかく大きな痛みが引いたというのに、特技である睡眠が取れなくて、空が白み始めた頃はかなり凹んでいた。

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2008年4月15日(火) 手術後11日目


痛み止めと睡眠薬で約4時間の睡眠。相変わらずの発熱・発汗と、肋骨の痛みで寝返りが出来ないので、どうしても眠りが浅くなってしまうようだ。
目が覚めてしまうと、もう眠れない。退院前にしっかり寝れるようになるといいのだが、道のりは程遠くちょっと不安。

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2008年4月16日(水) 手術後12日目


昨日の散歩で少しは眠れるようになるかなと思い、痛み止めだけで就寝するも、3,4時間で目が覚める。一旦目が覚めてしまうと、以前のように2度寝がまだ出来ない。今日も睡眠不足のまま朝を迎えた。

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2008年4月17日(木) 手術後13日目


昨夜は、痛み止めと処方してもらった咳止めを飲み就寝。眠りは浅かったものの6時間は眠ることが出来た。ここ数日のことを考えると大きな改善。

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2008年4月18日(金) 退院


本日、いよいよ退院。
入院の日と同じく、退院の今日も大雨。雨女じゃなかったはずだけど。
車で迎えに来てくれる、夫の到着時間が心配されたものの、8時半には到着。夫の仕事の都合で9時半には退院する必要があり、手続きを早めにお願いしていた。

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入院を終えて


人間ドックで腫瘍が見つかってから約4ヶ月、<がん>と告知されてから約2ヶ月後、入院・手術をし、3週間の入院生活を終えました。

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メモ


今回の体験は、私にとって、始めての大手術、長期入院でした。
入院、手術を通して、気がついたことをメモしたいと思います。

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自宅療養

自宅療養の日々


3週間の入院を終え、自宅に戻りました。
治療は終わり、本当の意味での<がん>との闘病が始まります。
家族に支えてもらいながら、社会復帰に向け、日々前向きに過ごしていきたいと思っています。
日々の状況は、blogに書いていきます。

LinkIcon自宅療養のblogへ

闘病 ~手術後の経過報告

2008年5月1日(木) 手術後1ヵ月後検診


手術から1ヶ月、退院から2週間が経ち、今日は退院後始めての外来。
血液検査、レントゲン検査の後、主治医との面談。

「リハビリ大変だったでしょ」と、これが主治医の第一声。
「大変だったけど、頑張りました」という話す私を見ながら、医師は微笑んだ。
リハビリについて、これ以上聞かれることはなかった。
きっと、これが今日までのリハビリに成功した証だと、勝手に解釈した。

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